言語文化学科

英語コース新カリキュラム/日本語教員養成/海外研修プログラム・長期留学

英語コースの新カリキュラム

「話す力」で異文化とつながる

実践的な学びで高める3つの力

英語基礎力

●英会話基礎Ⅰ・Ⅱ
●英会話実践Ⅰ・Ⅱ など

英語によるコミュニケーション力

●英語キャンプ
●英語観光ガイド など

英語等による異文化理解力

●アジアの英語
●英語異文化交流実習 など

話す力の向上につながる主な科目

英語キャンプ
全て英語で行う集中講義形式の授業です。学外に出かけ、1日中英語を使って生活することで、英語を話すことに対する意識が変わり、スピーキング力が高まります。
英語観光ガイド
後楽園など近辺の観光地を案内したり、他に訪れる場所や体験を提案したり、観光ガイドを英語で行う練習をします。
英語異文化交流実習
英語による異文化交流会、海外オンライン・プロジェクトなどに参加し、実際に体験することで、異文化に対する理解を深めます。
  • 佐藤 雅代 教授
  • 英語コース教員から

    2025年度から始まる、新しい英語コースでは、異文化交流を目的とした、英語で「話す力」を身につけることを第一の目標としています。英語圏の人はもちろん、アジアの人とも、英語を使ってコミュニケーションをとりましょう!

    スティーブン ライアン 教授

日本語教員養成

登録日本語教員(国家資格)
をめざせます

日本語教員養成

外国人留学生を受け入れる日本語教育機関で日本語を教えるためには、「登録日本語教員」(国家資格)が必要となります。
本学の日本語教員養成プログラムを修了すると、国家資格取得に必要な日本語教員試験のうち基礎試験は免除され、また実践研修※1もプログラムの中で実施※2することになります。 ※1: 実践研修について申請予定。ただし、文部科学省における審査の結果、
予定した実践研修が開設できない可能性があります。
※2: 令和9(2027)年度開始予定。

ますます高まるニーズ

  • 日本語学習者数
    日本語学習者数
  • 本学での資格取得ルート(予定)
    本学での資格取得ルート(予定)

カリキュラム

1年次 2年次 3年次
日本語・日本語教育科目 ・日本語教育概論 ・日本語教授法
・日本語史
・日本語学概論
・言語学概論
・日本語音声学
・日本語文法論
・第二言語習得論
・日本語教授法特講
異文化理解科目 ・異文化理解演習Ⅰ・Ⅱ
コミュニケーション科目 ・コミュニケーション概論Ⅰ・Ⅱ
実習科目 ・日本語教育実習
履修
●令和7(2025)年度以降入学生は登録日本語教員養成機関として本プログラムの受講が可能となります。
●4月のオリエンテーション時に行う説明会に参加し、期日までに課程履修届を教務部に提出してください。
修了要件
●修了要件単位数は必修14科目27単位です。
●学則に定める要件を満たした者には、修了審査を行います。
●修了に必要な要件を満たした者には、修了証書を交付します。

日本語教育実習のステップ

Step 1 授業見学

岡山市内の日本語学校を訪問!日本語教員のプロの技を見学、日本語の教え方日本語を学ぶ留学生との交流もあります!

授業見学
Step 2 授業準備・模擬授業

教壇実習に向け、授業準備を行います。学習者に適した授業内容、教材、教え方を考えます。準備ができたら、模擬授業です!みんなで良い授業を作りましょう。

授業準備・模擬授業
Step 3 教壇実習(国内・海外)

教壇実習は、海外と国内が選択可能。海外は、韓国や台湾等で行います。国内は、日本語学校で行う予定です。

振り返り
Step 4 振り返り

海外や国内での教壇実習を振り返ります。山田ゼミ(日本語教育)で実習の報告会も行います。

海外研修プログラム・留学

海外研修プログラム
授業の特徴
  • すべて言語文化学科の専門科目
  • 選択科目のため、希望者のみ参加
  • 10日間から6週間程度までの短期間、海外で実習を行います。
  • 言語文化学科の学びのコアである、異文化理解を体験します。

異文化理解実習A・B

異文化理解実習Aでは、韓国や台湾などアジアの国を、Bでは、イギリス、オーストラリア、アメリカなど、英語圏の国を訪れ、1週間~10日間程度の短期間で、異文化理解を主な目的とした実習を行います。現地の歴史的な施設や地形、街並み等を見学したり、協定校の大学生と交流をすることで、異文化への関心や、外国語学習への意欲を高めることができます。
教員の引率のもと、グループで渡航するので、安心して参加できます。

2024年9月実施 韓国

2024年9月実施 韓国

韓国富川市にある協定校柳韓大学と柳韓工業高校を訪問し、日本の学校の制服の制度や、折り紙といった遊びなど、日本文化を紹介しました。週末には、本学の学生と柳韓大学の学生がチームになって、ソウル市内を観光しました。景福宮に行ったり、明洞に行ったりと韓国を満喫しました。

短期語学研修A・B

夏期休暇や春期休暇を利用して、2~6週間の間、語学力の向上を主な目的とした、研修を行います。
協定校の語学センターに入学して、英語の授業を受講します。
ホームステイという形で滞在し、現地の家庭生活を体験することで、異文化理解を深めることもできます。

2023年夏実施 ニュージーランド

2023年夏実施 ニュージーランド

ニュージーランドの協定校・ワイカト大学にある、ワイカト・カレッジ
で一般英語コースを受講しました。
ホストファミリーにも親切にしてもらい、子どもたちとも一緒に遊んで、帰国するのがつらく感じました。

日本語教育実習

主に、日本語を母語としない人に日本語を教えるのが、日本語教員という職業です。
言語文化学科には日本語教員養成プログラムがあり、プログラムを修了すると、本学認定の資格を得ることができます。
プログラムの1つの科目がこの「日本語教育実習」です。
教案や教材を作成し、模擬授業を行って準備をし、海外の協定校で日本語を学ぶ学生達に、授業を行います。日本語教員養成プログラムの集大成ともいえる科目です。

2023年夏実施 ニュージーランド

2023年9月実施 韓国 
2024年3月実施 台湾

9月には韓国の協定校・柳韓大学校で、3月には、台湾の協定校で実習を行いました。
写真は、台湾の協定校・国立屏東大学で、初級クラスの学生を相手に、授業を行う様子です。
最初はとても緊張したようですが、良い経験になりました。
授業後は、協定校の学生達と夜市で食事をしたりなどの交流することができました。

長期留学

半年から1年間のまとまった期間、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどの英語圏や韓国や台湾などアジアの協定校で学びます。現地の大学で学ぶ学部留学と、大学付属の語学センターで学ぶ語学留学の2種類があり、学部留学を行うためには、所定の語学力の要件を満たす必要がありますが、語学留学はどのレベルの語学力でも留学が可能です。

高津佐 奈未さん
高津佐 奈未(2022年度入学)
留学先:カンタベリー・クライストチャーチ大学

将来は、欧米で日本語教師に

6カ月間の長期留学で憧れのイギリスへ。英語力がアップし、また文化が異なる人々の中でも臆さず自分の意見を言えるなど精神面でも成長できました。ホームステイでイギリスのリアルな日常や家庭料理を体験したのも貴重な経験です。ボランティアで日本語を教えたことから英語圏でも需要があると知り、将来は欧米で日本語教員になるという夢が見つかりました。

長期留学
長期留学へのステップ
Step 1 留学先の決定

まずは、4月の留学説明会を聞きます。滞在する期間は?
どこの国にどんなプログラムがある?費用は?
留学のための情報を集めます。

Step 2 担当教員との
面談(複数回)

自分の希望のプログラムが見つかったら、担当の先生の所へ行きます。
渡航の意志を伝えて、より詳しい説明を聞いて、検討します。

Step 3 留学計画の決定

航空券を予約し、寮やホームステイなど、滞在先を決めます。
入学の願書を提出し、入学許可が下りたら、学生ビザの申請をします。
担当の先生に指導してもらいながら、1つ1つ準備していきます。

Step 4 事前学習

現地の地理や気候、通貨について調べたり、生活の様子や社会状況なども事前に調べて、充実した留学になるように、万全の準備をします。

渡航
近年の主な長期留学先
  • 湖西大学校
    韓国 湖西大学校
  • 国立屏東大学
    台湾 国立屏東大学
  • カンタベリー・クライストチャーチ大学
    英国 カンタベリー・
    クライストチャーチ大学
  • 西シドニー大学
    オーストラリア 西シドニー大学