今年度、看護学研究科に入学された平井貴之さんにお話を伺いました。本学看護学科を卒業後、臨床で勤務を続けながら大学院にチャレンジされている姿は、卒業生として一つのロールモデルになると思います。

1.大学院の進学を決めたきっかけや理由

 県内の精神科病院に勤務する中で、精神障がい者に対する支援には疾患や看護学の知識だけでなく、倫理的判断や社会資源等の知識が必要であると考える体験がありました。その様な学識を広げたいと考えたことに加えて、将来的なキャリア形成に繋げたいと考えたため大学院への進学を決めました。山陽学園大学大学院を選んだ一番大きな理由としては、母校であったからです。アットホームで相談もしやすい環境で、進学に対して不安もあった私にとって心強かったです。

2.大学院に入学して1か月過ぎた印象や感想

 仕事と学業との両立は時間が足りず大変ですが、ゴールのない看護という学問を探求し、年齢や診療科目も異なる院生同士で話し合う機会は、知識を広げ楽しい体験です。

3.大学院で今後学びたいことや楽しみにしていること

 勤務している病院で看護研究に取り組む機会があり、今まで明らかになっていなかったことを探求していく楽しさ・難しさを感じました。大学院在学中において論文執筆や看護研究の講義受講の機会がありますが、今まで以上に有意義な研究が行うことができる様、学修していくことが楽しみです。

【写真:プレゼンテーションをしている院生の平井貴之さん】

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