山陽学園大学地域マネジメント学部米田研究室で行なっている流星観測中に、偶然スプライトと呼ばれる珍しい雷の映像が得られました。本件はRSK山陽放送のニュースサイトで報道されました。
上空50kmから宇宙空間との境界である100kmの間に電流が流れ、0.1秒間以下の短い時間に赤い発光が見られる現象です。朝鮮半島の東側の日本海で発生した雷に伴い発生したスプライトだと推測されます。
岡山県から観測されたカラー映像としては、初めてのものだと思われます。昔からパイロットらが夜空の閃光現象を目撃していましたが、スプライトという現象が正式に確認されたのは1989年、比較的最近になってからです。

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