神田 將志
Masashi Kanda准教授
- 所属
- 地域マネジメント学科
- 専門
- 経営戦略、消費者行動、マーケティング、マーケティング・リサーチ、ブランディング、広告
- 主要担当科目
地域ブランド論,経営戦略論,経営組織論,人的資源管理論,地域実践基礎・応用,社会人入門,地域マネジメント演習Ⅰ・Ⅱ,卒業研究Ⅰ・Ⅱ
- メッセージ
~これからのみなさんのスプリングボードに~
経営戦略や組織の考え方,マーケティングのセオリー(理論)には,企業や地方公共団体などの運営だけではなく,みなさんご自身の将来を考えたり,夢や目標を達成するために応用できる考え方や作法がたくさんあります。これらの考え方や作法を,みなさんの大学生活、そしてこれから社会へ出てからの活動に役立つように,わかりやすく,身の丈で使えるようにお伝えします。ぜひ、一緒に学んでまいりましょう。
そして,大学に来られたら,みなさんのお話,思っていることをたくさん聴かせてください。みなさんの夢や想い,考えていること,どんなことでもかまいません。たくさん聴かせてください。そして一緒に,みなさんご自身のそれぞれの未来ビジョンを描いて,実現するための作戦を練っていきましょう。これからの地域や社会を作っていく主体者はみなさんです。そんなみなさんのスプリングボード(ジャンプ台)になれればと思っています。
- 研究テーマ
- 消費者行動起点によるプロモーション効果検証モデル
- 消費者行動起点による官民一体型政策の効果検証
- 地域デザインのフレームワーク(アルベルゴ・ディフーゾ,エコミュージアム)
- 研究業績
<学術論文>
- 「家庭と地域における防災行動モデルの研究 :シングルソースデータによる岡山地域の調査結果の分析から」,山陽学園大学,「山陽論叢」2023年第30巻,pp.105-120
- 「サブスクリプション型コンテンツ配信サービスにおける消費者行動モデルの検討―定額制動画配信サービスにおける消費者行動の分析から―」,日本経営診断学会,「日本経営診断学会論集」2023年23巻p.42-48
- 「岡山県矢掛町におけるアルベルゴ・ディフーゾの発展プロセス ―地域のマーケティングとアクターの生成 ―」, 日本マーケティング学会, 「マーケティングジャーナル」2022年 41巻3号 pp.105-114
- 「サブスクリプション型コンテンツ配信サービスの消費者行動モデルの検討―定額制動画配信サービスにおける消費者行動の分析から―」, 学位論文(経営学修士), 岡山大学大学院社会文化科学研究科, 2022年
<学会報告>
- 「官民一体型需要喚起策の効果検証―プレミアム付食事券の消費者行動からの考察―」,日本計画行政学会第45回全国大会,2022年9月
<その他>
- 野村総合研究所「マーケティング分析コンテスト2021」佳作入賞,「サブスクリプション型コンテンツ配信サービスの消費者モデルの検討」,2022年1月
- その他の社会的活動
<所属学会>
- 地域デザイン学会(特命理事)
- 日本経営診断学会
- 日本計画行政学会
<地域活動>
- 岡山市協働推進委員会委員長(2024年4月〜)
- 岡山県吉備中央町まち・ひと・しごと有識者会議委員長(2023年6月〜)
- 特定非営利活動法人 元気創生プロジェクト あしたり岡山 理事(2011年1月〜)
- 学位
岡山大学大学院 社会文化科学研究科 経営学修士(MBA)2022年
- 連絡先
kanda_masashi@sguc.ac.jp
西川 英臣
Nishikawa Hideomi講師
- 所属
- 地域マネジメント学科
- 専門
- 経営学、流通論、マーケティング論
- 主要担当科目
経営学概論、中小企業論、経営組織論、起業論、
- メッセージ
高校までの学びは「問いに正しく答える」ことが求められていますが、それ以降での学びは「正しい問いを立てる」ことが求められます。
「問いを立てる」ためには、豊富な知識と多様な経験が不可欠です。
地域マネジメント学科は多様な学問分野にまたがった先生が所属しておられる学際的な学科です。
いろいろな学問を「つまみぐい」しながら、色々なことに疑問を覚えられるように、共に成長していきましょう。
- 研究テーマ
- マーケティング論における顧客概念の拡大
- 流通業における顧客創造
- 研究業績
- 「顧客概念の拡大:ドラッカーの顧客概念の拡大を中心に」ドラッカー学会年報『文明とマネジメント』vol.18,pp.32-49, 2021年11月.
- 「イノベーションと顧客価値:クリステンセンの理論の到達点とドラッカー研究への寄与を中心に」ドラッカー学会年報『文明とマネジメント』vol.18,pp.108-128, 2020年11月.
- 「ドラッカー「シアーズ物語]とアマゾンによる顧客の創造:配達を中心に」ドラッカー学会年報『文明とマネジメント』vol.16, pp.90 -108, 2019年11月.
- 「商業経済論パラダイムの歴史的意義と理論的可能性」博士論文、立命館大学大学院, pp.1-113, 2018年9月.
- 「日本の小売業研究の基本的視点に関する一考察」ドラッカー学会年報『文明とマネジメント』vol.9, pp.109-124, 2013年11月.
- 「ドラッカーによるマー クス&スペンサーの評価をめぐって:ミッションとしての「社会革命」を 中心に」ドラッカー学会年報『文明とマネジメント』Vol.5, pp.78- 104, 2012年pp.97-118.
- 「ドラッカー『シアーズ物語』におけるリチャード・シアーズの評価をめぐって」ドラッカー学会年報『文明とマネジメント』Vol.5, pp.78- 104, pp.78-104.
- その他の社会的活動
日本流通学会
- 学位
博士(経営学)
- 連絡先
nishikawa_hideomi@sguc.ac.jp
田鹿 紘
Hiroshi Tajika講師
- 所属
- 地域マネジメント学科
- 専門
- 経済理論、経済政策
- 主要担当科目
基礎経済学、経済学概論、地域福祉論、アジア経済と日本、地域産業戦略論、地域実践、地域マネジメント実習
- メッセージ
大学の4年間でたくさんのことにチャレンジしてください。小さな変化がたくさん積み重なると、卒業する頃には今よりもずっと成長した自分に出会うことができるでしょう。
- 研究テーマ
- 社会保障政策の理論的研究
- 経済成長の理論的研究
- 研究業績
- 「アダム・スミスにおける公教育論と人的資本形成に関する一考察」(共著)2024年,『大阪夕陽丘学園短期大学紀要』第66号,pp.11-18.
- 「新しい公民科目「公共」における社会保障教育の課題と可能性」(共著)2020年,『教養研究』第27巻第2号,pp.1-16.
- 「神戸市における農福連携事業の特質と課題-法人Aの事例-」(共著)2019年,『教養研究』第26巻第2号,pp.29-48.
- 「両大戦間期の日加貿易史に関する一考察-通商擁護法の発動と適用をめぐって-」(共著)2019年,『教養研究』第26巻第1号,pp.11-24.
- 「カナダの公的年金制度に関する理論分析-シンプルな経済理論を用いた一考察-」2019年,『教養研究』第25巻第2・3合併号,pp.129-138.
- 「OLGモデルによる最適人的資本蓄積と高齢者再雇用の分析」(共著)2016年,『日本経済政策学会西日本部会 On Lineワーキングペーパーシリーズ』総頁17.
- 「OLGモデルによる年金と資本蓄積の理論的分析」2015年,『九州経済学会年報』第53集,pp.93-98.
- 「公共資本の蓄積と財政赤字に関する一考察」2014年,『九州経済学会年報』第52集,pp.91-95.
- その他の社会的活動
<所属学会>
- 日本応用経済学会
- 日本経済政策学会
- 日本都市学会
- 日本カナダ学会
- 学位
九州大学大学院 経済学府経済工学専攻 修士課程:修士(経済学)
九州大学大学院 経済学府経済工学専攻 博士後期課程:単位取得退学
- 連絡先
tajika_hiroshi@sguc.ac.jp
米田 瑞生
Mizuki Yoneda講師
- 所属
- 地域マネジメント学科
- 専門
- データ解析、惑星科学、天文学、地球物理学
- 主要担当科目
コンピュータリテラシー、コンピュータ入門、情報処理概論、情報処理、データ活用入門
- メッセージ
元々の専門は、惑星科学・天文学です。遥か彼方の天体から届く、微弱な光を観測し、宇宙で起きている物理現象を明らかにする研究です。微弱な信号は、ノイズ(雑音)の影響を受け、正確に測定することが大変困難です。数学的知見を用いて、見えている現象がどの程度信用できるか、見積もる作業が不可欠です。世の中の情報も似ています。メディアやネットの情報は、時に悪意を伴った「ノイズ」で、歪曲化されることもあれば、他の大量の情報(やはりノイズ)に埋没することもあります。社会人として合理的な情報判断ができるよう、情報リテラシーを磨いていきましょう。
- 研究テーマ
- 惑星・衛星の大気や磁気圏
- 物理・数学的数値シミュレーション
- 研究業績
- Mercury’s exospheric He I 58.4 nm emission. Dependence on the orbital phase, Astronomy and Astrophysics (Volume 654).
- Space Weathering of Super-Earths: Model Simulations of Exospheric Sodium Escape from 61 Virgo b. The Astronomical Journal (154:139 (10pp) )
- Brightening event seen in observations of Jupiter’s sodium nebula. ICARUS,VOL 216, 31-33. American Astronomical Society
- Mid-infrared observations of Io’s volcanism from the ground in 2011 and 2012., ICARUS, VOL 236, 1, 153-156. American Astronomical Society
- Io’s volcanism controls Jupiter’s magnetospheric activity, Geophysical Research Letters. VOL. 40, Number 2, 671-675, American Geophysical Union, 2013
- Jupiter’s magnetospheric change by Io’s volcanoes. Geophysical Research Letters, VOL.37,11202-11206, American Geophysical Union
- その他の社会的活動
地球電磁気・地球惑星圏学会 会員
- 学位
博士(理学・東北大学大学院、地球物理学専攻)
修士(理学・東北大学大学院、地球物理学専攻)
学士(理学・東北大学、宇宙地球物理学科)
- 連絡先
yoneda_mizuki _at_ sguc.ac.jp (_at_ を@に置き換えてください。)
- 備考
移動式クレーン運転免許
中村 敏
Satoshi Nakamura講師
- 所属
- 地域マネジメント学科
- 専門
- 観光学、社会福祉学、地域研究
- 主要担当科目
観光学概論、地域課題特論、キャリアデザインⅠ・Ⅱ、地域実践基礎、地域実践応用、地域マネジメント実習、地域マネジメント演習Ⅰ・Ⅱ
- メッセージ
世界人口が80億人に到達し、今世紀末には110億人になると予測されるなか、日本社会は超高齢社会を迎え、人口は減少し続けています。多くの地域では経済が衰退の一途を辿り、世代を超えて受け継がれてきたかけがえのない文化が失われる危機に晒されています。そんななか、地域が末永く元気でいられるための手法の一つとして、観光振興による「交流人口」「関係人口」の創出による地域活性化は重要なテーマとなってきました。
本学のある岡山は、瀬戸内海式気候を背景に、よく耕された田園風景や、豊かな自然、歴史文化、そしてそこに住まう躍動する人々の魅力など、かけがえのない地域資源は多くの観光者を魅了しています。世代を超えて観光の現場をリードしてきた岡山の利害関係者にとっては、次世代を担う後継者を鵜の目鷹の目で探し求めており、その人材養成へ期待は拡大し続けています。そうした地域社会の要請も踏まえ、本学での学びを通してこの地域に愛着や誇りを持つ人格を形成するとともに、地域マネジメント分野における高い専門性や倫理観を兼ね備えた人材を輩出したいと考えています。
- 研究テーマ
- 観光まちづくり
- ユニバーサルツーリズム
- 観光交通論
- 研究業績
- 久保雅義・中村敏(2023年度-2025年度)『旅行困難者が本当に海山に旅行できるの?を実現するユニバーサルツーリズム機器の研究』科学研究費助成事業基盤研究(C)
- 中村敏(2023)「ユニバーサルツーリズム相談コンシェルジュ育成講座の実施と課題」『日本デザイン学会研究発表大会概要集 70』176-
- 中村敏・久保雅義(2022)「第三セクターいすみ鉄道から学ぶ公共交流事業としての鉄道」『日本デザイン学会研究発表大会概要集 69』110-
- 中村 敏(2015)「観光列車の経験価値に関する考察-JR九州のD&S列車を事例として」『日本観光学会全国大会論文集』2015
- 中村 敏(2014)「空港における宿泊施設の現状と未来像-カプセルホテル様式の将来像に関する一考察」『日本観光学会全国大会論文集』2014
- 中村 敏(2013)「観光列車による施策効果の定量的検証」『日本観光学会全国大会論文集』2013
- 中村 敏(2012)「観光振興に資する観光列車の意義」『日本観光研究学会全国大会学術論文集』2012
- その他の社会的活動
- 兵庫県ユニバーサルツーリズム推進アドバイザー(2022年度)
- 豊岡市障害者福祉計画策定委員会委員(2023年度)
- 神戸2024世界パラ陸上パラスポーツ企画展等実施業務選定委員会委員(2023年度)
- (長崎県)新上五島町観光物産大使(2023年~)
- 姫路ユニバーサルツーリズムセンター(NPO法人コムサロン21)アドバイザー(2024年度~)
- 学位
大阪市立大学大学院創造都市研究科 修士課程:修士(都市政策)
和歌山大学大学院観光学研究科 博士後期課程:単位取得退学
- 連絡先
nakamura_tourism@sguc.ac.jp
渡邉 都貴子
Tokiko Watanabe教授[看護学部長/助産学専攻科長]
- 所属
- 看護学科助産学専攻科大学院 看護学研究科
- 専門
- 感染看護学
- 主要担当科目
感染看護学、成人看護学概論、成人看護学援助論I、II、III、医療安全、チーム医療論、災害看護、看護研究ゼミナール、卒業研究
- メッセージ
世界中の社会・経済活動が影響を受け、人々の生命や生活を脅かすCOVID-19に限らず今後もこのような感染症のパンデミックは起こることが予測されます。どのように防御すればよいのかということを考える感染看護学を一緒に学んでみませんか?
- 研究テーマ
感染制御と手指衛生、多剤耐性菌感染制御、医療関連感染予防
- 著書
感染管理 QUESTION BOX 4 病院感染サーベイランス: 監修:広瀬千也子,編集:渡邉都貴子,中山書店,2006.
感染対策ポケットナビ 監修:矢野邦夫 編集:大友陽子,渡邉都貴子, 中山書店,2014.
- 研究業績
- 多剤耐性菌感染制御委員会からの多剤耐性グラム陰性桿菌の感染管理に関連するアンケート報告: 日本環境感染学会誌34(5) 260-269,2019.栁原 克紀 、飯沼 由嗣 、菅野みゆき、 石井 良和 、金子 幸弘、 萱場 広之、小佐井康介、菅原えりさ 、森永 芳智 、八木 哲也、 山岸 由佳、渡邉都貴子
- 環境汚染菌の消毒剤および除菌洗浄剤含浸ワイプによる拭き取り除去効果:防菌防黴学会誌66(2):3-8,2018. 横田憲治,渡邉都貴子,林俊治,渡邉朱里,苔口進,平井義一,松下治.
- Ventilator-Associated Events (VAE) の疫学,要因及び予防策:日本環境感染学会誌 31(2),2016.単著.
- 重症熱性血小板減少症候群:岡山医学会雑誌126(1): 65-67,2014.
- 感染症看護とケアのポイント MRSA保菌患者・感染患者の看護とケアのポイント:化学療法の領域,27(4): 794-805.2011.
- ウォーターレス法の有効性についての検証と導入:日本手術医学会誌,32(1):58-60,2011. 共同研究:田口香織,藤川敏文,小西由美子,粟本康子,渡邉都貴子,能勢資子.
- 手指衛生のエビデンス:臨床看護,32(12),1742-1757,2006.
- 文献
- 多剤耐性グラム陽性菌感染制御のための ポジションペーパー 第1版:環境感染誌 Vol. 35,Suppl.III,2020. 日本環境感染学会 多剤耐性菌感染制御委員会.
- 多剤耐性グラム陰性菌感染制御のためのポジションペーパ第2版:日本環境感染学会誌32(4)1-
11,S1-S25,np3,2017. 多大耐性菌館制御委員会. - 手指衛生のアドヒアランス改善のポイント:INFECTION CONTROL 26(3),242-244,2016.
- サーベイランスの実際とその活用・応用テクニック 人工呼吸器関連肺炎(VAP),人工呼吸器関連事象(VAE):感染対策ジャーナル 22(3),241-245.2016.
- 感染制御の最前線 救急領域のベストプラクティス 感染制御の基礎 医療関連感染 中心静脈カテーテル,尿道留置カテーテル,人工呼吸器:救急医学 39(10),P1177-1182,2015.
- 医療関連サーベイランス VAPサーベイランス(VAEサーベイランスを含む):INFECTION CONTROL,春季増刊,P82-101,2015.
- 老健施設の感染症対策-平成23年度施設内感染症防止対策研修会開く「高齢者の感染対策」知ること行うこと気を付けること:老健:全国老人保健施設協会機関誌,27(4):26-29,2012.
- Strategy for seasonal influenza コホート隔離と咳エチケット,2008.
- MRSA保菌患者の入院から術後までの対応のポイント:感染対策ICTジャーナル,1(1):44-47,2007.
- 耐性菌サーベイランスなどのデータ活用と手指衛生コンプライアンスの改善:INFECTION CONTROL,15(12),P1168-1172,2006.
- 感染管理看護師から学ぶ透析室のDo Not:透析ケア,10(5),P460-470,2004.
- その他の社会的活動
<所属学会>
日本環境感染学会,日本感染症学会,日本化学療法学会,日本看護研究学会,APIC,SHEA.
<学会委員>
日本環境感染学会:評議員,JHAIS委員会, 多剤耐性菌感染制御委員会, 災害時感染制御検討委員会
- 学位
修士(看護学)
奥山 真由美
Mayumi Okuyama教授[看護学科長]
- 所属
- 看護学科大学院 看護学研究科
- 専門
- 老年看護学
- 主要担当科目
【看護学部】老年看護学概論、老年看護学援助論、老年看護学実習、研究方法論、卒業研究、看護ゼミナール、総合実習
【大学院】看護理論、在宅看護学特論、在宅看護学演習、特別研究
- メッセージ
超高齢社会のなかで看護職の果たす役割はますます重要な位置づけにあります。本学の学生が、専門職としての自らの責務を自覚するとともに、高度な看護実践能力を獲得し、人々の健康のために尽力できるよう教育を行っています。また、高齢化が進む中で、老年看護学の発展に寄与できる研究を行うこと、地域社会のために私たちのできること、やらなくてはならないことを見極め、今後も取り組んでいきたいと思っています。ぜひ、本学看護学部で看護学を学び、時代の変遷のなかで看護の役割を見極めながら、卒業後の進むべき道を自分で決定し、人生の歩みを開拓し続けることができる人になってください。
- 研究テーマ
- 性差に着目した地域高齢者の認知機能低下に関する新たな早期発見指標の開発(文科省科研費)
- 老年症候群(MCI・認知症、脱水症、フレイル・運動器症候群、骨粗鬆症など)の予防に関する研究
- 老年看護学教育方法の開発とその評価に関する研究
- 研究業績
- 地域の高齢女性の初潮年齢と閉経年齢およびエストロゲンの暴露期間と認知機能の関連,奥山真由美,田中愛子,井田裕子,荒木大治, 塩谷由加江,目良宣子,村田幸治、山陽看護学研究会誌,第13号,2022.
- 軽度認知障害(MCI)スクリーニングにおける物忘れ相談プログラム(MSP)と改定長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)の有用性についての検討,塩谷由加江 ,村田 幸治 ,奥山 真由美 ,田中 愛子 ,荒木 大治 ,井田 裕子 ,目良 宣子,山陽論叢,第29巻,2022.
- A Longitudinal Study of Changes in Cognitive Function for the Prevention of MCI in Community Elders ,Yuko Ida, Mayumi Okuyama, Aiko Tanaka, Daiji Araki,Keiko Kawata, Yukae Shionoya, Nobuko Mera, Kohji Murata,26th East Asia Forum of Nursing Scholars (EAFONS2023), Tokyo, Japan.
- Relationship between Menarche and Menopausal Age and Physical, Mental, and Social Functions of Elderly Women in the Community, Mayumi Okuyama1,Aiko Tanaka, Daiji Araki1,Yuko Ida,Nobuko Mera,Yukae Shionoya,Kohji Murata, ,26th East Asia Forum of Nursing Scholars (EAFONS2023), Tokyo, Japan.
- Cognitive Impairment (MCI) in Community-dwelling Elderly ,Daiji Araki1, Mayumi Okuyama1, Aiko Tanaka1, Yuko Ida1,Nobuko Mera1, Yukae Shionoya1, Kohji Murata, ,26th East Asia Forum of Nursing Scholars (EAFONS2023), Tokyo, Japan.
- Changes in Bone Density and Motor Function of Elderly Residents Before and After the COVID-19 Pandemic,Aiko Tanaka,Keiko Kawata, Yuko Ida,Yukae Shionoya,Daiji Araki, Nobuko Mera,Mayumi Okuyama,Kohji Murata,26th East Asia Forum of Nursing Scholars (EAFONS2023), Tokyo, Japan.
- その他の社会的活動
- 山陽看護学研究会(副会長)、日本看護協会、岡山県看護協会、日本老年看護学会、日本看護研究学会 会員
- 地域の看護職に対する研究サポート(岡山労災病院、四国こどもとおとなの医療センタ-等)
- 日本看護研究学会 英文誌『Journal of International Nursing Research』査読委員
- 日本看護科学学会 英文誌『Japan Journal of Nursing Science』 査読委員
- 岡山県看護協会「フレイル・ロコモティブシンドロームの予防的介入と高齢者看護」講師(2022年度~)
- 学位
博士(保健学)
- 連絡先
mayumi_okuyama@sguc.ac.jp
- 備考
- 所有資格:看護師、保健師
- 平成9年より看護系大学(平成21年より本学看護学部)で教員をしています。
- 第24回日本老年医学会優秀論文賞を受賞いたしました。 テーマ「特別養護老人ホームに入居中の要介護高齢者の脱水前段階の身体徴候-腋窩皮膚温・湿度、口腔内水分量、唾液成分との関連-」 (平成29年6月)
田村 裕子
Hiroko Tamura教授[看護学研究科長]
- 所属
- 看護学科大学院 看護学研究科
- 専門
- 学校保健、養護教育
- 主要担当科目
知的生き方概論、学校保健、養護概説、健康相談活動論、養護実習、教職実践演習(養護)、総合実習、看護ゼミナール、卒業研究
- メッセージ
児童生徒の健康の保持増進のために活動する養護教諭や学校保健についていっしょに学びましょう。
- 研究テーマ
学校保健、健康教育、児童生徒の生活と健康
- 研究業績
<著書>
- 改訂版 養護教諭養成講座 学校における養護活動の展開;共著:ふくろう出版(2012)
- 学校保健マニュアル;共著:南山堂(2010)
- 最新学校保健安全ハンドブック;共著:教育開発研究所(2009)
- 健康福祉学概論-健やかでいきいきとした暮らしづくり-;共著:朝倉書店(2008)
- 新編 学校の危機管理読本;共著:教育開発研究所(2008)
- ケアのしごと基本百科~健康福祉援助技術~;共著:ひかりのくに(2006)
<論文>
- 平松恵子,田村裕子,菊永茂司:高校生の肥満度、抑うつ傾向、体力の関連ー高等学校における調査結果からー.学校保健研究2013;Vol.55 No.4:286-294.
- Hiroko Tamura, Takeshi Suzue, Fumihiko Jitsunari, Tomohiro Hirao : Evaluation of Carotid Arterial Intima-Media Thickness (IMT) and Its Relation to Clinical Parameters in Japanese Children. Acta Med. Okayama 2011:Vol.65,No.1;21-25.
- 黒目恭子,氏家良人,岡本吉生,七戸康夫,田村裕子,津島義正:本邦の学校管理下における児童生徒の死亡・重度後遺障害例の検討と対策.日本救急医学会雑誌2010;21(12):943-949.
- Michiyo Okada, Takeshi Suzue, Hiroko Tamura, at al:A Survey on the Current Status of High-School Students’Sense of Self-Esteem
-Correlations between High-School Students’Sense of Self-Esteem and Satisfaction with School Life-.School Health 2009:Vol.5;1-8. - 田村裕子, 鈴江毅, 万波俊文 他:高校生の動脈硬化指数と動脈硬化関連因子の関連について.地域環境保健福祉研究2009;12(1):69-73.
- 岡田倫代, 鈴江毅, 田村裕子他:定時制高校生における学校生活に対する満足感と肥満度(BMI)との関連性について A高校の実態調査より.地域環境保健福祉研究2009;12(1):45-49.
- 岡田倫代, 鈴江毅, 田村裕子他:ピア・サポート活動が高校生の友達支援に与える影響について.四国公衆衛生学会雑誌2009;54(1):124-128.
- 田村裕子, 鈴江毅, 万波俊文他:高校生の肥満と動脈硬化危険因子の関連.四国公衆衛生学会雑誌2009;54(1):134-138.
- 岡田倫代, 鈴江毅, 田村裕子他:高校生における抑うつ状態に関する調査 Birleson自己記入式抑うつ評価尺度(DSRS-C)を用いて.児童青年精神医学とその近接領域2009;50(1):57-68.
- 岡田倫代, 鈴江毅, 田村裕子他:高校生における友達支援と学校生活への満足感との関連 A県における実態調査からの検討.地域環境保健福祉研究2008;11(1):21-25.
- 田村裕子, 鈴江毅, 岡田倫代他:高校生の性感染症に関する予防意識と喫煙・飲酒・薬物に関する意識の関連性について.四国公衆衛生学会雑誌2008;53(1):95-100.
- 岡田倫代, 鈴江毅, 田村裕子他:高校生における悩みの相談対象に関する実態調査.四国公衆衛生学会雑誌2008;53(1):79-86.
- 田村裕子, 前橋明, 鈴江毅他:児童の学校生活時における疲労の自覚症状とフリッカー値の状況.地域環境保健福祉研究2007;10(1):58-63.
- 田村裕子, 鈴江毅, 岡田倫代他:高校生の精神的健康と食事摂取状況の関係について.四国公衆衛生学会雑誌2007;52(1):121-124.
- 岡田倫代, 鈴江毅, 田村裕子他:ピア・サポート活動による高校生の自己像の変化について ピア・サポーターに応募・活動した生徒と一般生徒の「現実自己」と「理想自己」を比較して.四国公衆衛生学会雑誌2007;52(1):115-120.
- 鈴江毅, 田村裕子, 岡田倫代他:地域における軽度発達障害児・者のサポートシステム構築について 特別支援教育に関連した専門家チーム・巡回相談活動報告.四国公衆衛生学会雑誌2007;52(1):101-106.
- 田村裕子, 黄義龍, 前橋明他:幼少年期の健康福祉に関する研究(1)児童・生徒の睡眠時間・朝食摂取・元気さの実態とその課題.幼少児健康教育研究2005;12(2):41-49. 他
黒目恭子,柴田喜幸,七戸康夫,梶木繁之,岡本吉生,田村裕子,氏家良人:A県養護教員研修会における病院前救護グループワーク事例の分析.日本臨床救急医学雑誌2012;Vol.15,No.5:679-684.
- その他の社会的活動
<所属学会>
- 日本幼少児健康教育学会(常任理事)、日本学校保健学会(第53回日本学校保健学会座長)、中国・四国学校保健学会、日本思春期学会、日本小児保健学会、日本心身医学会、日本公衆衛生学会(第66回日本公衆衛生学会座長)、四国公衆衛生学会、日本地域看護学会 など
<社会における活動>
- 平成 7年度:岡山県新採用教員研修講師(主催:岡山県教育委員会)
- 平成13年度:健康相談活動支援体制整備事業(文部科学省実施事業)に係る調査委員会委員(岡山県教育委員会より委嘱される)
- 平成13年度:岡山県高等学校教育相談推進協議会委員(岡山県教育委員会より委嘱される)
- 平成16年度:岡山県5年経験者教員研修講師(主催:岡山県教育委員会)
- 平成14~16年度:岡山市中学校Bブロック養護部会研修会講師(主催:岡山市中学校教育研究会養護教諭部会)
- 平成17年:平成17年度「児童生徒の心身の健康問題に対応するための指導」調査研究団としてアメリカ合衆国へ派遣される(主催:独立行政法人教員研修センター)
- 平成19年:日本学校保健会「保健室利用状況調査委員会」委員として「養護教諭の専門性と保健室の機能を生かした保健室経営の進め方:日本学校保健会発行」の改訂に携わる(文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課の推薦により岡山県教育委員会より委嘱される)
- 平成19年:平成19年度養護教諭研修会講師(主催:岡山県総合教育センター)
- 平成16~21年度:岡山県学校保健会養護教諭部会ブロック研究推進委員として、学校保健必携「養護教諭マニュアル」作成に携わる
- 平成20・21年度:岡山県高等学校教育研究会養護部会副部会長
- 平成20・21年度:岡山県学校保健会養護部会副部会長
- 平成20・21年度:子どもの健康を守る地域専門家総合連携事業における学校保健推進協議会委員(岡山県教育委員会教育長より委嘱される) など
- 学位
博士(医学)
修士(教育学)
山本 真弓
Mayumi Yamamoto教授
- 所属
- 看護学科
- 専門
- ライフサイエンス/基礎看護学/療養領域・成人看護学(がん看護)、生命倫理、看護倫理学
- 主要担当科目
看護倫理学、感染看護学、成人看護学概論、成人看護学援助論I・II・III、成人看護学実習I・II・III、看護研究ゼミナール、卒業研究、総合実習
- メッセージ
Let’s challenge! 今ここで、ともに感じ考え、未来を変えていこう!~無限の可能性を信じて~ 3つの[V]:Vision, Venture, Victory
- 研究テーマ
療養領域に関する看護支援
がん・終末期・移植・先端医療に関する看護
形態機能学・サーモロジーに関する研究
看護倫理教育に関する研究
- 研究業績
- 死にゆく過程の疑似体験(GDE)による看護学生の体験の意味づけと必要と認識した看護,安藤満代,八谷美恵,谷多江子,山本真弓,精神保健衛生学会誌,9巻、1号,2020.
- リフレクションを含めた倫理研修が精神科看護師の道徳的感受性、倫理的行動、ストレスに及ぼす効果についてのパイロットスタディ,安藤満代,山本真弓,関根麻紀,日本看護倫理学会誌,12巻1号,p.39-43,2020,
- 脳卒中片麻痺の機能改善に有効な手浴方法の提案,永井あけみ、長弘千恵、山本真弓 花沢明俊、夏目季代久,コ・メディカル形態機能学会誌17巻2号p.86-93,2019.
- Acceptance Process Model of Ptatiens’Life with Terminally Ill in Hospice and Development of a Narrative Approach For Nurses. Michiyo Ando, Hiroko Kukihara, Mayumi Yamamoto, Yasuyoshi Ninosaka, Naoyuki Saito, Journal of Cancer Therapy,2019,10,316-326.
- 看護基礎教育にける倫理教育の実態調査,山本真弓,鷲尾晶一,入部久子,日本看護論理学会誌,7巻1号,p77-85,2015,
- プチナースBooks症状別看護過程アセスメント・看護計画がわかる,編著小田正枝,「易感染」著者山本真弓,p133-248,照林社2014.
- その他の社会的活動
<所属学会>
- 日本看護科学学会,日本看護研究学会,日本看護学教育学会,日本看護倫理学会,日本看護診断学会,日本神経学会,生命倫理学会,国際ケアリング学会,がん看護学会,日本精神保健看護学会
<委員等>
- 日本移植・再生医療看護学会評議員・理事(2018年~2022年)及び倫理委員
- 2011年福岡県JMAT久留米聖マリア病院派遣医療チーム第3班看護師
- 第15回福岡県看護学会6群座長,第17回コ・メディカル形態機能学会学術集会副集会長
- 2016年~2020年 実習指導者講習会講師、認定看護管理者教育課程ファーストレベル講師
- 学位
博士(生命科学)
- 連絡先
mayumi_yamamoto@sguc.ac.jp
- 備考
初級産業カウンセラー, Professional Wellness Coach,ACLS Provider, End-of-Life Nursing education Consortium Japan (ELNEC-J)及びPEACE修了
水嶋 明子
Mizushima Akiko教授
- 所属
- 看護学科
- 専門
- 公衆衛生看護学 地域看護学
- 主要担当科目
公衆衛生看護活動展開論Ⅰ・Ⅱ,公衆衛生看護学演習Ⅱ・Ⅲ,公衆衛生看護学実習,地区活動実習,社会保障制度
- メッセージ
保健師には、人々が住み慣れた地域でより満足感高く生活できるよう生涯を通じて支える役割があります。本学の看護学生の皆さんに、一人でも多く公衆衛生看護の担い手として、社会の期待に応えることのできる保健師を目指していただけるよう、豊富な行政保健師としての経験をベースに保健師活動のやりがいや奥深さをお伝えしたいと考えています。
- 研究テーマ
- 地域保健
- 地域ケアシステム
- 公衆衛生看護活動(母子保健施策・児童虐待予防・高齢者支援)
- 研究業績
【著書】
- H24年度:水嶋明子:「県行政から産科スタッフに知っておいてほしいこと」, 子育ては胎児から 産科から切れ目のない子育て支援のために, 第4章みんなで産科から切れ目のない子育て支援を5.私たちは何を知るべきか.岡山県産婦人科医会, 岡山大学大学院保健学研究科「妊娠中からの母子支援即戦力」育成プログラム事務局発行, 94-96,2013.
- H19年度:水嶋明子:「子育てしやすい地域づくりを目指して」, 児童虐待:おかやまから116人の提言, おかやま児童虐待事例研究会編集, 第1章 医療保健分野で治療支援に関わる者として.吉備出版, 66-68 , 2007.
- H13年度:水嶋明子:「保健師として‘すまい’に関わりつつ歩んだ経緯」, 特集 健康なまちづくりに「環境」は欠かせない実践例2.保健師雑誌,57(10),772-778,2001.
【論文】
- H7年度:水嶋明子:「痴呆性老人をかかえる家族の会・組織化の方法論」,公衆衛生研究, 教育報告(専攻課程特別演習要旨),Bull.Inst.Public Health, 44(4) p.538, 1995.
【研究発表】
- R元年度:竹野新, 水嶋明子, 玉野市:「愛育委員として女性のがん検診受診率向上のためにできること~乳幼児健診でのアンケート調査から見てきたこと~」.第26回岡山県保健福祉学会, 2019.【保健所長会長賞】
- H30年度:塩飽朱実, 水嶋明子, 孝忠トシ, 毛利好孝:「井笠地域の給食施設災害時等栄養・食生活相互支援ネットワーク」.第25回岡山県保健福祉学会, 2018.
- H27年度:中谷藍子,水嶋明子,野口正行, 来住由樹, 中塚幹也:「岡山県児童相談所に寄せられた児童虐待通告事例の背景」.第22回岡山県保健福祉学会.誌上発表, 128-131, 2016.
- H18年度:水嶋明子, 他:備中県民局夢づくり協働推進事業に取り組んで~NPOと協働した子育てにおける地域づくりの推進~」.第13回岡山県保健福祉学会, 2006.
- その他の社会的活動
【所属学会】
- 日本公衆衛生看護学会
- 日本公衆衛生学会
【社会活動】
- 岡山市障害者認定審査会委員(継続)
- 岡山県精神医療審査会委員(継続)
- 岡山県産後の母子支援評価会議委員(岡山県産後の母子支援あり方検討会委員)
- 岡山県保健課長会長
- 日本公衆衛生看護学会表彰委員会 委員
- 岡山県総合ハラスメント相談員
- 学位
旧国立公衆衛生院専攻課程修了
- 連絡先
Email:mizushima_akiko@sguc.ac.jp / Dialin:086-901-0771
- 備考
【実務経歴】行政保健師としての経験を持つ(岡山県:本庁11年、県保健所20年、県保健福祉部出先機関5年、京都市:政令市保健所2年)
【資格】看護師、保健師、精神衛生相談員、介護支援専門員、住環境コーディネーター、第一種衛生管理者(労働安全衛生法)
【表彰】令和 2年 3月 功労感謝の詞 岡山県知事感謝状
平成31年 4月 恩賜財団母子愛育会会長表彰(秋篠宮妃殿下拝謁)
平成26年10月 山陽新聞社 優良保健師表彰
平成22年 1月 岡山県永年勤続表彰
平成12年 3月 岡山県総務部長表彰
林 由佳
Yuka Hayashi教授
- 所属
- 看護学科
- 専門
- 成人看護学
- 主要担当科目
感染看護学、成人看護学援助論2、成人看護学実習2、総合実習、看護ゼミナール、卒業研究
- メッセージ
成人看護学は、豊富な経験と知識が求められる分野であり、患者さんと深く関わりながら、その方の生活の質を向上させるお手伝いをする非常にやりがいのある仕事です。患者さんとの信頼関係を築き、彼らが健やかで充実した生活を送れるようサポートすることが、成人看護の大きな魅力です。
皆様が成人看護学の世界で新しい可能性と発見を得られることを目指し、サポートします。
- 研究テーマ
- 職域ストレスに関する研究
- ジョブ・クラフディングに関する研究
- 看護学生の教育に関する研究
- 研究業績
<論文>
- Shionoya Y., Takaki J., Hayashi Y., (2023)The association of bonding workplace social capital with work engagement during COVID-19 pandemic in Japan EAFONS2023,Tokyo, Japan
- 林由佳、高木二郎(2023)国内外におけるリカバリー経験尺度による研究,山陽看護学研究会誌13(1)105-112.
- 林由佳,高木二郎(2022)看護師におけるジョブ・クラフティング 共著 2022年3月 山陽看護学研究会誌12(1)57-64.
- 林由佳,高木二郎,齋藤信也(2021)看護師における健康アウトカムに対する職域ストレス要因とジョブ・クラフティングとの交互作用,日本看護科学学会誌,41,458-466.
- 實末郁花,林由佳(2021)看護師のキャリア・キャリア成熟度に関する文献研究,山陽看護学研究会誌,11(1),130-139.
- 森澤千鶴,西山佳那,林由佳(2017),看護学生の病院実習での手指衛生に関する調査,山陽看護学研究会誌,7(1),21-24.
- 林由佳(2016)在宅ケアにおける創傷のアセスメントとケアの現状-訪問看護師・家族・介護職の実態調査を通して-,山陽看護学研究会誌,6(1)3-8,2016.
- 岩本芙有佳, 栗森佳奈, 小茂田早紀, 山田美希, 西岡久美子, 林由佳, 橘侑里(2015)模擬患者を活用した成人看護学・回復期演習の検討 看護学生の家族への対応のコミュニケーション能力に着目して,インターナショナルNursing Care Research14(3), 113-118.
- 尾黒正子, 林由佳, 橘侑里, 千田好子(2015),テキストマイニングを用いた周手術期看護実習における学習内容の検討(第1報)1 人受け持ちと複数受け持ちの比較/日本看護学会論文集 急性期看護 45,325-328.
- 尾黒正子, 林由佳, 橘侑里, 千田好子(2015)テキストマイニングを用いた周手術期看護実習における学習内容の検討(第2報) 受け持ち患者の診療科別手術による比較,日本看護学会論文集 急性期看護,45,329-332.
<学会発表>
- 高木二郎,塩谷由加江,林由佳, 新型コロナウイルス感染症対策と労働者のpsychological distressとの関連, 2021年7月10~11日, 第62回日本心身医学会総会、香川県高松市.
- Takaki J., Shionoya Y., Hayashi Y. , :Associations of workplace measures against COVID-19 with workers’ sleep disturbance, The 16th International Congress of Behavioral Medicine June, 2021. Glasgow, Scotland.
- Takaki J, Hayashi Y, Shionoya Y. : Interaction effects of psychosocial work environment and living a calling on psychological distress. The 16th International Congress of Behavioral Medicine, June, 2021, Glasgow, Scotland.
- 高木 二郎,塩谷 由加江,林 由佳:新型コロナウイルス感染症対策とwork engagement、work performanceとの関連,日本産業衛生学会,2021年5月,オンデマンド,産衛誌 63巻,503,2021.
- Hayashi Y., Takaki J.:Interaction effects of job strain and job crafting on psychological distress in nurses in Japan, The 6th International Nursing Research Conference of World Academy of Nursing Science, Feb.,2020, Osaka.
- Shionoya Y., Takaki J., Hayashi Y.:The association of bonding workplace social capital with work engagement in Japan, The 6th International Nursing Research Conference of World Academy of Nursing Science, Feb., 2020, Osaka.
- Takaki J., Hayashi Y. :Possible stress-buffering effects of living a calling in workers in Japan,The 6th International Nursing Research Conference of World Academy of Nursing Science,Feb., 2020, Osaka.
- 林由佳,高木二郎:看護師におけるジョブクラフティングのストレス緩衝作,第39回日本看護科学学会学術集会,2019年12月,石川県金沢市.
- その他の社会的活動
- 日本看護研究学会 会員
- 日本がん看護学会 会員
- 日本環境感染学会 会員
- 学位
博士(看護学)
石橋 昭子
Akiko Ishibashi准教授
- 所属
- 看護学科
- 専門
- 精神看護学、臨床心理学
- 主要担当科目
精神看護学概論 精神看護学援助論 精神看護学実習 総合実習 看護ゼミナール 卒業研究 精神看護学特論
- メッセージ
昨年度は循環器内科、消化器内科、血液内科などの成人慢性期の臨地実習指導にもかかわり、慢性疾患を抱える高齢者への看護ケアやリエゾン精神看護の重要性を感じました。看護の視点から心のケアについて一緒に学びませんか?あなたの熱意を形にしていくお手伝いができれば幸いです。皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。
- 研究テーマ
- 統合失調症者に対するレスパイトケアモデルの開発と検証(科研)
- 看護学生の学修支援
- 高度実践看護師の直接ケア
- コロナ禍の地域在住高齢者の健康
- コロナ禍の生徒の生活行動とレジリエンス支援
- 研究業績
- Respite in a psychiatric unit for schizophrenia patients in Japan: an interview with one nurse manager Ishibashi Akiko Japanese Journal of International Nursing Care Research 19(4) 109-119 2020年11月
- 精神看護学実習における学生のネガティブな情動に関する質的研究 石橋昭子 日本ヘルスコミュニケーション学会 10(1) 16-24 2019年6月
- 論文タイトルからみたレスパイト研究動向 : 計量テキスト分析による可視化 石橋昭子 インターナショナルnursing care research 18(2) 1-10 2019年5月
- 看護大学生における看護実践能力とレジリエンスおよび軽度自閉症スペクトラム障害の関連性に関する研究 石橋昭子,原田広枝 インターナショナルnursing care research 17(4) 11-20 2018年11月
- 専門的資格を有する看護師の糖尿病患者教育に対するビリーフの特徴 道面千恵子, 長弘千恵, 大池美也子, 原田博子, 仲野宏子, 石橋 昭子, 原田広枝 国際医療福祉大学学会誌 21(2) 103-112 2016年8月
- その他の社会的活動
- 山陽看護学研究会
- 日本看護協会
- 日本看護科学学会
- 日本医学看護学教育学会
- 日本精神保健看護学会(会員)
- 日本移植・再生医療看護学会(編集委員)
- 九州・沖縄高度実践看護師活動促進協議会(賛助会員)
- 学位
学士(文学)
修士(臨床心理学)
博士(看護学)
- 連絡先
ishibashi_akiko@sguc.ac.jp
- 備考
<資格>
看護師
臨床心理士
山形 真由美
Mayumi Yamagata准教授
- 所属
- 看護学科
- 専門
- 在宅看護学
- 主要担当科目
在宅看護学概論、在宅看護学支援論、在宅看護学実習、総合実習、家族看護学、看護ゼミナール、卒業研究
- メッセージ
その人らしい暮らしを支えるため、問題解決にとらわれず、その人が持つ力を引き出すケアリングを学んでいきましょう。
- 研究テーマ
訪問看護師の看護実践、ケアリングに関する研究
- 研究業績
- 山形真由美,坂本年生,石田実知子,市川美和:高齢療養者の医療処置を担う介護者への訪問看護師のケアリング行動と共感ストレス認知との関係.山陽看護学研究会誌,
- Wataru IMURA,Michiko ISHIDA,Mayumi YAMAGATA,et al:Perceived Instrumental Teacher Support, Student LifeRelated Stress, and High School Students’Mental Health.医学と生物学,163(1),1-4,2023.
- 坂本年生,山形真由美:ICTを活用した臨地実習を補完する在宅看護基礎教育 ―制限下における実習コンテンツとその構成の工夫―.川崎医療福祉学会誌,32 (1), 257-263, 2022.
- 山形真由美,石田実知子,波川京子:訪問看護師のケアリング行動に対する介護者の認知と介護負担感の関連:高齢療養者の医療処置を担う介護者に着目して.日本社会医学会機関誌,39 (1), 4-14, 2022.
- 石田実知子,山形真由美,井村亘,難波知子:養護教諭が捉えた保護者支援に関する文献検討.医学と生物学,128(2),1-10,2022.
- 山形真由美,波川京子:高齢療養者の医療処置を担う介護者への訪問看護師のケアリング行動尺度の信頼性・妥当性の検討.川崎医療福祉学会誌,29(2),2020.
- 山形真由美,名越恵美,難波峰子:医療処置を担う高齢介護者の在宅介護継続を支える訪問看護師の看護実践.岡山県立大学保健福祉学部紀要,26巻,49-59,2019.
- 山形真由美,糸島弘和,藤田彩見,佐々木純子,二宮一枝:ネパール農村における母子保健活動の現状報告.岡山県立大学保健福祉学部紀要,22巻,189-194,2015.
- その他の社会的活動
<所属学会>
- 日本看護科学学会
- 日本看護研究学会
- 日本公衆衛生学会
- 日本学校保健学会
- 社会医学会
<社会活動>
- 岡山県訪問看護連絡協議会研修委員、同ラダー研修講師
- 岡山県看護協会新卒訪問看護師育成事業 人材育成強化チーム
- 学位
博士(保健看護学)
- 連絡先
mayumi_yamagata@sguc.ac.jp
那須 明美
Akemi Nasu准教授
- 所属
- 看護学科
- 専門
- 母性看護学
- 主要担当科目
母性看護学概論,母性看護学援助論,母性看護学実習,医療安全,チーム医療論,看護倫理学,看護ゼミナール,卒業研究
- メッセージ
一緒に看護を学んでいきたいです。
- 研究テーマ
- 女性がんサバイバーの妊孕性支援に関する研究
- 妊孕性教育に関する研究
- 災害訓練に関する研究
- インタープロフェッショナルワークに関する研究
- 研究業績
- 那須明美(2024):女性がんサバイバーの妊孕性支援に関する看護師、助産師の認識,日本がん・生殖医療学会誌,7(1),24-29.
- 那須 明美,紙谷 恵子,奥 由佳梨,森本 美佳,松本 啓子,伊東 美佐江(2023):がんと診断された女性の妊孕性温存に関する意思決定葛藤の関連因子,日本看護診断学会誌,28(1),1-9.
- 那須明美(2023):月経カップ使用に関する文献学的検討,山陽看護学研究会誌,12(1),31-40.
- 那須明美(2023):女性がんサバイバーの妊孕性支援の助産師介入に関する医師・看護師・助産師の認識,母性衛生,64(1),228-234.
- 那須明美,松本啓子(2023):女性がんサバイバーの妊孕性支援に関する看護系大学生の思い,日本がん看護学会誌,37,98-103.
- Akemi Nasu, Yoshimi Tsunekuni (2021):Nursing students’ understanding of children with disabilities in Japanese nursing education: A literature review, Journal of International Nursing Research, 1(1), e2021-0002. https://doi.org/10.53044/jinr.2021-0002.
- その他の社会的活動
<所属学会>
- 日本看護科学学会会員
- 日本家族看護学会会員
- 日本がん看護学会会員
- 日本がん・生殖医療学会会員
- 日本母性衛生学会会員
- 日本看護研究学会会員
- 学位
修士(人間学)
- 連絡先
akemi_nasu@sguc.ac.jp
- 備考
- 岡山県「未来のパパ&ママを育てる出前講座」講師
- 日本がん・生殖医療学会認定がん・生殖医療ナビゲーター
荒木 大治
Daiji Araki講師
- 所属
- 看護学科
- 専門
- 老年看護学 慢性病看護学 臨床統計学 医療経済学
- 主要担当科目
老年看護学概論、老年看護学援助論、老年看護学実習、地域の健康と看護、研究方法論、看護ゼミナール、卒業研究、基礎看護学実習Ⅱ、総合実習
- メッセージ
人が好きでホスピタリティ精神に溢れている人は、是非看護学(ヘルスサイエンス)を学んで欲しいと思います。そこまでではなくとも、健康やQOLの向上に興味を持っている人にも、看護学は大きく門戸を開いています。看護学を学ぶと人間が豊かになりますよ。
- 研究業績
- 荒木大治, 奥山真由美, 中力梨菜, 内藤愛弓, 田中愛子:地域包括ケア時代における老年看護学教育のあり方に関する研究-老年看護学/在宅看護論テキストの記載内容の比較検討-. 山陽看護学研究会誌, 13(1), 2023.
- 奥山真由美, 田中愛子, 井田裕子, 荒木大治, 塩谷由加江, 目良宣子, 村田幸治: 地域の高齢女性の初潮年齢と閉経年齢およびエストロゲンの暴露期間と認知機能の関連. 山陽看護学研究会誌, 13(1), 2023.
- 塩谷由加江, 目良宣子, 奥山真由美, 田中愛子, 荒木大治, 井田裕子, 村田幸治: A市B地区における地域高齢者の認知機能のスクリーニングとMCIに関連する要因についての検討. 山陽看護学研究会誌, 13(1), 2023.
- 井田裕子, 奥山真由美, 田中愛子, 荒木大治, 塩谷由加江, 河田恵子, 目良宣子, 村田幸治: 地域高齢者におけるMCI予防を目的とした認知機能の変化に関する縦断的検討. 山陽看護学研究会誌, 13(1), 2023.
- 田中愛子, 河田恵子, 井田裕子, 塩谷由加江, 荒木大治, 目良宣子, 奥山真由美, 村田幸治: 感染症感染拡大前後におけるA地区在住高齢者の骨密度・運動機能の変化. 山陽看護学研究会誌, 12(1), 11-19, 2022.
- 荒木大治, 奥山真由美, 田中愛子他:地域包括ケア時代における老年看護学教育のあり方に関する研究-老年看護学テキストの記載内容の検討-. 山陽看護学研究会誌, 11(1), 95-104, 2021.
- 井田裕子, 田中愛子, 荒木大治他:地域高齢者の精神・認知・身体機能と老年期症候群との関連及び性差に関する検討. 山陽看護学研究会誌, 11(1), 64-71, 2021.
- 田中愛子, 井田裕子, 荒木大治他:A地区在住高齢者の骨密度・運動機能・栄養状態の縦断研究. 山陽看護学研究会誌, 11(1), 45-54, 2021.
- Daiji Araki, Isao Kamae. The Augmented Representation of the Cost-effectiveness Acceptability Curve for Economic Evaluation of Health Technology. Kobe Journal of Medical Sciences. 2015 Jan;61(1):9-18.
- Tokushige A, Araki D, Suzuki M, Iwasaki Y, Ozawa M. The Direction of Research on Active Aging and Healthy Life Expectancy in Japan. Open Journal of Nursing. 2014 May;4(7):475-482.
- Daiji Araki, Mayumi Okuyama, Aiko Tanaka, Yuko Ida, Nobuko Mera, Yukae Shionoya, Kohji Murata: Cognitive Impairment (MCI) in Community-dwelling Elderly. 26th East Asia Forum of Nursing Scholars (EAFONS2023), Tokyo, Japan, 2023.
- その他の社会的活動
岡山県看護協会「フレイル・ロコモティブシンドロームの予防的介入と高齢者看護」講師(2022年度~)
- 学位
博士(医学) 神戸大学大学院
学士(看護学) 神戸大学
- 連絡先
daiji_araki@sguc.ac.jp
- 備考
【資格】看護師、保健師、消化器内視鏡技師