第54回山陽学園大学・山陽学園短期大学大学祭へのご参加有難うございます。新型コロナも本年5月には2類相当から5類感染症へと位置づけが変更されましたので、やっと色々な規制が緩和され、かつての生活が戻ってきたように思います。そうした中で、これまでじっと耐えてきた学生たちの大学祭開催への熱い想いが「go for it」のテーマに込められています。
 法学者として名高い穂積重遠は、「人の人たる所以は、人と人との繋がりにあり」と述べておられるのですが、人との繋がりこそが、人間らしい人間なるためには、極めて重要であろうと思います。人々は、その繋がりをコロナ禍でも創意工夫を凝らして持ち続ける努力をしてきました。これらの繋がりをより深くするすべは、同じ空間で同じ時を共に過ごすこと、何かを一緒に協力して行うことなのではないでしょうか。
 共に過ごすという機会は、日ごろも授業やサークル活動などでもありますが、大学祭もよい機会となると思います。所属学科や学年を超えての繋がり、本学の学生だけでなくご参加くださった高校生や地域の皆様との繋がりが、それぞれを心豊かにしてくれると確信しています。
 皆様にとって、共に過ごすこの大学祭が、「よき出会い」の時となりますよう切に願っております。

 第54回山陽学園大学祭が通常開催でき、多くの方に来場して頂けますこと、大変うれしく思います。ステージ企画では、来場者参加型で人との触れ合いを感じられる企画をと「カラオケ大会」を復活させました。模擬店では、新型コロナウイルスが5類に引き下げられたことにより、学生の活気も戻りつつあり、出店数は大幅に増加しました。
 今年の大学祭実行委員は、20人で運営をしており、準備の段階で授業や実習など全員で集まって活動をするのが難しい時期がありました。サブテーマである「やっちゃえ」を合言葉に各部署の仲間と話し合い、先輩からアドバイスをもらいながら準備を進めることが出来ました。皆様にも「やっちゃえ」を合言葉に新たに挑戦する勇気を出して頂けることを心より願っています。
 大学祭を開催するにあたり、ご支援・ご協力下さいました関係者並びに諸先生方、学生の皆様に感謝を申し上げます。