第55回はなみずき祭 ご挨拶
大学祭へのご参加有難うございます。本年は、短期大学開設55年、大学開設30年となります。この間ずっと大学祭は、学生たちの手によって企画・運営されてきました。今回から大学祭は、学生たちの提案で、「山陽学園大学祭」から「はなみずき祭」と呼称は変わりましたが、学生たちの祭典であることには変わりありません。
プログラムは、半世紀を超える時代の流れの中で、途絶えた企画もありますが、復活した企画もあります。例えば、呼び名はキャンプファイヤーとなりましたが、ファイヤーストームもその一つです。本年も最後のプログラムとして行われる予定ですが、グラウンド中央で空高く燃えあがる炎を囲んで、学生たちが「うらじゃ総踊り」をします。
おそらく、輪になって無心に踊る学生たちは、今年の学祭テーマ「繋ぐ」に込められた想いのように、学科や学年、サークルの壁を越えて、大学祭を無事実施できたという達成感に満たされながら、時空間を共にした仲間として、一つに繋がれることと思います。そして、大学祭が引き継がれてきたように、「愛と奉仕」の精神や歴史をも間違いなく繋いでくださることと思います。
ご参加くださいます皆様にとって、このはなみずき祭が「よき出会い」の場となりますよう心より祈っております。
本日は第55回はなみずき祭にお越しいただき心より感謝申し上げます。この度、はなみずき祭の委員長を務めさせていただくことになり、皆様とこの日を迎えられること、大変嬉しく思います。
大学祭の準備が始まった当初、私は多くの不安を抱えていました。経験が浅く、リーダーという立場に重責を感じていました。しかし、周りの先生方や仲間たちの励ましとご指導が私にとって大きな支えとなりました。
大学祭の活動を通じて、私は多くの気づきを得ることができました。言葉のわかりやすい伝え方、情報共有の大切さなど以前の私では気づかなかったことを実感し、そして何より仲間たちとの〝繋がり〟を感じました。これらの経験が私自身の成長に繋がっていくと確信しています。
今年度より、「山陽学園大学祭」の名称を「はなみずき祭」に改称いたしました。はなみずきは本学を象徴する花でもあります。はなみずき祭が皆様にとって親しみを持てる存在になれば幸いです。
第55回はなみずき祭を開催するにあたり、ご支援・ご協力をくださりました関係者の皆様、諸先生方、そして学生の皆様に感謝を申し上げます。